水槽のあれこれについてのお話です。
待望の第2弾です。
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さて、本題に移ります。
今日は海水水槽に必須と言っても過言ではない水流についてです。
淡水水槽でも必要な種類はいますが、大抵は濾過から排出された水流で事足ります。
なぜ必要なのか
マリンアクアリウムでは水流はとても大切になります。
海に入るとわかりますが、波は必ずあると思います。あの波の強弱によって海流が起こります。
特にサンゴは自分では動けない種類がほとんどなので、その海流から流れてきた餌を食べています。
水槽でサンゴを飼育しようとする方のほとんどはこの自然の波を再現しようとしてます。
あとは、汚れが底に溜まりにくくなる効果も期待できます。
水槽という狭い空間で海を再現してるのでなるべく水の汚れは防ぎたいのが本音です。
水流を起こす
では、具体的にどうしたら水流が起こせるのか?
それは、水流ポンプを使用するのが1番簡単な方法です。
物理的に波を起こすことが可能になります。
配置や向き
結論から言っちゃうと、これが正解というのは無いですが、向きは上向きの方がいいです。
水面の揺らぎで酸素を取り込めます。
水流ポンプの数でも変わってきますので、1つの場合と2つの場合に分けてご紹介します。
水流ポンプ1つ
この場合、水流を角に当ててあげると乱流が発生しやすいと思います。
私がキューブ水槽(40×40×50)を使用してた際は、角に当てて海水魚もサンゴも飼育できてました。
この時は、海水魚とサンゴは主にソフトコーラルとLPSでした。
水流ポンプ2つ
2つ使用の場合は、角に当てなくてもいいと思いますが、どちらかは上向きにはします。
1つは上層に配置し、もう1つを下層に配置して流れを作るのもいいと思います。
因みに、私の水槽では、2つのポンプを使用して2つとも上層に配置してます。
片方が一定の水流を出してて、もう1つが間欠運転で水流をぶつけてランダムな水流を作ってます。
ポンプの種類
水槽の大きさにもよりますが、適切な流量のポンプを選ぶことが大切です。
小さい水槽に流量が多いポンプを導入してしますと、水流が強すぎて海水魚やサンゴによくありません。
ミドリイシ等のイシサンゴ系は、とても強くて且つランダムな水流が必要になってきます。それなりの流量のポンプを選ぶといいと思います。
結論
いろいろ書きましたが、大事なポイントはこれだけです。
・水流ポンプを上向きにして水面をユラユラさせる
これさえ出来てれば、流れは出来るし酸素も取り込めます。
先程も述べましたが、正解はないのです。
飼育している水槽の大きさも違えば、設備だって違います。いろいろ試してみて自分の水槽にあった水流を作り出して下さい👍
とまぁ、偉そうに話してますが、私も日々勉強って感じです( ̄▽ ̄;)
クダゴンベがウミキノコに乗ってますw
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